授業の目的 (1)判決や具体的事例を通じて、「自分で考えてみる」ことによって、法律学の基礎概念と基本的な考え方を理解し、相対的なものの見方ができるようになる。 (2)我が国において、すぐ隣に外国人が住み、隣の席に外国人が働く、いよいよ本格的な国際化社会となる。他者と共に生きる多文化共生社会の意義を理解する。 授業の到達目標→期末試験問題 @テミスの像を用いて法の特色を具体的に説明できる。 A文化や歴史、社会の発展と、法の間の密接な関係について、三つ以上の具体例を挙げて説明できる。 B外国法と日本法の違いを知り、解決の相対性について、三つ以上の具体例を挙げて説明できる。 C自分が日本人(あるいは外国人)であることを法的に説明できる。 D国際的な生活を送る人にとって最も密接な関係を有するのは、住所か本国かを説明できる。